2020年度広島市立大学後援会総会(書面表決)の開催結果について

 例年6月に開催している後援会総会については、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、今年度は集会形式での開催は中止し、特例的に書面による審議がなされました。ご協力をいただき誠にありがとうございました。

 審議事項につきましては、下記のとおりすべての議案について、「賛成」が表決の過半数を超えたため、可決されましたことをご報告いたします。

 2019年度からの繰越金の一部を財源とする広島市立大学基金への寄附については、大学が応急奨学金給付事業を追加実施する際に行うこととします。

                         記

審議事項表決結果

【議案1】 2019年度事業報告及び決算について

                      「賛成」793 「反対」0 「無効」3

【議案2】 2020年度事業計画及び予算について

 ①広島市立大学基金への寄附 「賛成」783 「反対」8 「無効」5

 ②上記以外             「賛成」794 「反対」3 「無効」19

【議案3】 2020年度役員の選出について  

                      「賛成」784 「反対」1 「無効」11

(書面表決書にていただいたご質問への回答)

Q.他校のような授業料返金等の考えはないのでしょうか?(情報科学部1年生保護者様)

A.新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、学生の皆さんに多大な影響が生じていることについては、大学としても大変心苦しく思っています。しかしながら、授業料の返金等は考えておりません。

その理由の一つとして、大学を運営するための経費はある程度固定しており、授業料の返金等を行った場合、その分の財源を他に求める必要がありますが、現時点では、その財源を確保する目途がないことが挙げられます。

もう一つの理由としては、本学は私立大学に比べて授業料が低額な分、また、施設整備資金を徴収していない分、広島市からの交付金(運営費全体の約3分の2)に頼っている面があります。

こうした理由から、授業料の返金等は極めて困難と考えております。(広島市立大学事務局)